パソコンを使いこなすための豆知識

パソコンの使い方を知らないという世代が増えています。
若者世代はスマホやタブレットPCが急速に普及した時期に多感な時期を過ごしており、キーボードに触れる機会が少なかったのが理由です。
そのためスマホのフリック操作は早いのに、キーボード操作になるとスローモードになってしまうと指摘されています。
パソコンを使いこなすための重要なポイントは、ブラインドタッチとショートカットキーの有効活用です。
この2つをマスターすればパソコン業務を飛躍的に効率化できるため、知っておいて損はありません。

ブラインドタッチとは、文字を入力する際にキーの位置を見ることなくディスプレイだけを見て操作することです。
キーボードを初めて操作するとキーの位置をチェックすることが多いですが、慣れてくるとディスプレイを見ながらキーボードを扱えるようになります。
このブラインドタッチを覚えるには、キーボードを使って文章を書く訓練を行うことが大切です。
しばらくすれば、周辺視野を使って指の動きもチェックできるので間違いも修正しやすくなります。

ショートカットキーは圧倒的に効率化になる

キーボードブラインドタッチができるようになったら、ショートカットキーを覚えましょう。
デスクワークで利用されているWindowsには、ショートカットキーが設定されています。
例えばctrl+Cだと指定した部分をコピー、ctrl+Vでペーストといったように、マウスの左右クリックを使わずともキーボード上で操作できます。
マウスは直感的な操作を可能としますが、キーボードとマウスを往復すると数秒の時間がかかり、蓄積すると非効率です。
日常のデスクワークやブラウジングなどの99%は、ショートカットキーのみで行えます。

仕事内容がデスクワークの場合だと、オフィスを使う機会が多くなるはずです。
特にExcelは様々なシーンで利用されていますが、このExcelもショートカットキーを活用すればマウスを使わなくても作業できます。
実に124個ものショートカットキーがあるため、覚えられないと思うかもしれません。
しかし1つ1つ覚えていけば、仕事内容も効率も大きく向上させられることでしょう。

それでは、よく使うエクセルのショートカットキーを紹介します。
作業中のファイルを上書きするのがCtrl+Sで、これを押せばファイルから上書き保存をクリックする必要はありません。
Excelと言えばセルですが、これを切り取る場合はCtrl+X、セルをコピーする場合はCtrl+C、セルを貼り付ける場合はCtrl+V、操作を元に戻したいときはCtrl+Z、直前の操作を繰り返したい場合はCtrl+Yです。
これらの基本的なショートカットキーを使いこなすことで仕事も捗ります。
フリック操作のほうが簡単だと思うかもしれませんが、10本の指で操作するキーボードは極めて効率的な入力方法なので、ぜひチャレンジして使いこなしましょう。

パソコン、インターネットが変えてきたこと

デスクトップパソコンパソコンとインターネットが変えたことは、企業と個人の関係です。
インターネットが登場する前までは、企業は一方的に情報を発信していました。
例えば、企業はテレビ広告でCMを発信する一方で、個人の集合体である消費者はCMという情報を一方的に受信し、商品やサービスを選ぶのが当たり前でした。
それがパソコンとインターネットの普及により、企業と個人が相互に情報を発信・受信する関係へと変わりました。

その一例がSNSの口コミです。
企業が提供するサービスや商品についてユーザーが熱心に口コミやレビューをするのが当たり前になり、ユーザーの共感を得ることで爆発的なヒットを遂げた商品も珍しくありません。
パソコンとインターネットが普及する前にも消費者の口コミやレビューによって人気を集めた商品はあります。
しかし情報伝達の狭さに比例した小さなものであり、TVのような大きなメディアに取り上げられない限り、大ヒットすることは考えられませんでした。
それがユーザーの口コミと共感と「いいね」などの評価、そして拡散により急速に情報の共有が進み、かつてなかったような大ヒットを極めて短時間で生み出すようになりました。

パソコンとインターネットが変えたこと、それは世界との距離感です。
Skypeなどのチャット・ビデオツールを通じて世界中のユーザーと会話ができるようになり、日本に居ながら世界を感じられるようになりました。
また情報といえば、動画投稿サイトを忘れてはいけません。
YouTubeを初めとする動画サイトが2005年に登場すると、各国のユーザーらがおもしろ動画や作り上げた技術作品、好きな歌手の楽曲を歌ってみたなど様々な試みを行っており、今では動画制作と投稿から収入を獲得するユーチューバーという職業まで登場しています。

パソコンとネットの普及は生活スタイルも変えました。
以前まではカタログやテレビショッピングが主流であった通販にオンライン通販が加わり、急速に市場を拡大させました。
日本では2000年前後からこのサービスが提供され、2017年の市場規模は15兆1000億円に達しています。
20年にも満たないうちに百貨店の2倍以上の売上に達しており、今後もますます成長すると考えられています。
パソコンとインターネットは企業と個人を相互な関係に近づけ、世界と接する機会を増やし、個人の活動領域を広げ、生活スタイルを変えてしまうほどの革新的な存在であったと言えるでしょう。